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【リーダーシップが大事!】マーケティング担当者の成果をだす方法!P&G式習慣

リーダーシップが大事!マーケティング担当者の成果をだす方法マーケティング
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(マーケティング基礎編)

チームで仕事をやっていく上で成果を出すには、リーダーシップが取れるかどうかが重要になってきます。多くの人との関わりの中で、それぞれが持つスキルを集約することで有効に成果が見込まれます。

リーダーシップを取れるようになるためには、早い段階で、リーダーシップを意識した活動に心がける必要がでてきます。

今回はP&Gが求めているリーダーの資質の定義についてご紹介します。リーダーシップが取れる人材になるためのひとつの参考にしていただけると思います。

また、マーケティング担当者として、1年で成果をだすために行っているP&G式習慣もご紹介します。

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P&G式リーダーシップとは

一般的には、リーダーシップと言ってもいろいろなタイプのリーダーシップがあります。

ビジョン型
しっかりしたビジョンや価値観によって周りの人を動かすタイプのリーダーシップ

パートナー型
それぞれの希望ややり方を尊重し、行動を支援していくタイプのリーダーシップ

調整型
当初からメンバーの参加を求め、仕事の協力をお願いするタイプのリーダーシップ

フレンドシップ型
立場にかかわらず、同じ目線でコミュニケーションを取り、友好関係を保つタイプのリーダーシップ

実力主義型
リーダーが持つ高い個人スキルでチームを牽引していくタイプのリーダーシップ

指示命令型
強制命令によってチームを動かし、短期間で成果を出すタイプのリーダーシップ

このようにリーダーシップの考え方は人それぞれです。長い目で見ると、首をかしげたくなるやり方もありますが、自分に合ったやり方でリーダーシップを発揮する上では、特に問題はないと言えます。

P&Gのマーケティング部門ではリーダーシップが取れる人材を5Eで表現しています。

  1. Envision
  2. Engage
  3. Energize
  4. Enable 
  5. Execute 

1 Envision(未来を思い描く)
未来を想像し自分たちが有利になるように仕事の展開を変えていくことを考えます。

例えば、部門別の投入予算を上げる交渉をし、予算を獲得することで社内での発言力を上げるというような考え方です。これによって、チームや関係者を先導していきます。

2  Engage(コラボレーションする)
一人でビジネスを動かすことは基本的には厳しいものがあります。上手にコラボレーションをすることを求められるスキルです。

3 Energize(やる気を引き出す)
ビジョンを達成するためには、限られた資源(リソース)をうまく使う必要があります。そのためにやる気を引き出す能力が求められます。

例えば、部下にやる気を出させるために、部下の専門性を生かせる仕事を探し、その中でも会社のニーズの高い役割を探しだします。そうすることによって、部下は会社から必要とされ、なおかつ評価も上がります。

4 Enable(パフォーマンスを上げる)
チームの強みを生かして成功の確率を上げるために、妨げになるものを取り除く配慮が必要です。ただ、はっぱをかけるだけでなく、しっかりサポートをしてあげることが重要です。

5 Execute(最大限効率よく実践する)
実践するプラン作りが大切です。優位となる特徴を抜き出して、標準化または定形化していきます。戦略はもちろん実行段階でもプランを取り入れていきます。長期的な視野から、1回限りではなく継続的に実行できるものであることが大切です。

P&Gでは、これらの能力を兼ね備えることがリーダーとしての定義になっています。

成果をだす方法!P&G式習慣

P&Gでは、1年で成果をだす方法としてワンページメモを使う習慣があります。ワンページメモとはいったい何なのか見ていきましょう。

ワンページメモとは、1枚の用紙に必要なことをまとめた書類のことです。誰が読んでも、3分で読めるようになっています。この書類は定型化されており、簡潔にまとめられるようになっています。

  1. 目的と結論
  2. 背景
  3. 提案・報告
  4. 根拠
  5. 課題
  6. 行動

目的と結論
読み手に何をしてほしいのかを明確に記述します。

背景
なぜこのメモをすることになったのかを述べ、今議論する理由が分かるようにします。

提案・報告
余分なことは避け、重要なことだけを明確にまた簡潔に記述します。

根拠
客観的な視点から、この提案がなぜよいのかを分かりやすく記述します。

課題
読み手が持つであろう疑問や問われそうな疑問を、あらかじめ記述します。

行動
今後とるべき行動を記述します。もし、提案が通った場合には、どのタイミングで行動するのかも記述します。

ワンページメモを使用することで、常に何が必要で、どのような順序でどのように考えて行動していくのかが身についていきます。

また、ワードに限定してワンページメモを提出する習慣があります。理由は、パワーポイントを使用すると文字の装飾が入ってしまうためです。

文字だけの書類であれば、問題点が明確になり、またロジックの良し悪しがはっきり分かります。ワンページメモを使用することで、誰が読んでも内容が簡潔で理解しやすく、素早い判断につながります。

メールを活用する場合でも、ワンページメモと同様に、「何々の件で、何々の提案をご承認お願いします」と言うように、簡潔な提案書や報告書の記述ができるようになります。

【リーダーシップ】マーケティング担当者の成果をだす方法!まとめ

P&Gマーケティング部門では、リーダーの資質を5Eで表現し、リーダーシップの取れる人材の理想像を明確化しています。

これによって、早い段階からリーダーになるための活動を意識することが可能になります。また、ワンページメモを使用することで、ものごとを順序だてて考える力がつき、個々のスキルの向上がはかられます。

マーケティング部門だけでなく、マネージメントを必要とされる人材の育成にも有効な考え方です。また、リーダーシップの理想像や論理的に考える思考方法は、あらゆる部門でも取り入れられ、非常に参考になるのではないでしょうか。

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