営業活動で大失敗した時や契約が突然キャンセルになった時、また取引先が倒産した時などの事件が発生すると、営業マンであれば誰しも心が折れて、へこんでしまいます。
エネルギーがまだまだ残っている時であれば、友人と話をしたり、お酒を飲みに行ったり、カラオケやサウナで汗を流したりしてストレスを発散することができます。
ところがエネルギーがなくなってくると、せめてもの救いとして、大好きな音楽を聞いて心が癒やされる経験をするくらいです。
音楽にはそうした力があります。本当に心が折れてしまうと、誰とも話もしたくないし、何もしたくなくなってしまいます。
そんな時でも、BGMとなる音楽を聞きながらぼーっとするのが一番です。自然と心に栄養補給してくれます。
BGMを聞くだけで心が癒やされ、数日もすれば次第にエネルギーが戻りはじめます。今回はBGMとなる、クラシック、ジャズ、ボサノヴァをご紹介します。
なじみの少ない人には、流行のない音楽の良さを知って、心の救いにしてみて下さい。
これらのジャンルは、歴代の偉人たちも悲しい時や辛い時に聞いて、心を癒やしてきた時空を超えたジャンルです。
普段から少し意識して名曲アルバムなどを聞いていると、心が折れた時に大きなエネルギーになってくれます。
心が折れた時のクラシック
フィギアスケートを見ていると、流れている音楽はほとんどがクラシックで構成されています。
また、村上春樹や百田尚樹の小説の中にも、クラシックの曲名がよく出てきます。
テレビCMでもよく使われているので、少しでも知っていれば、何となくうれしくなるものです。
世界の王室や日本の皇室でも音楽鑑賞と言えばクラシックなので、少し格式の高いイメージがありますが、身分は違えど人の心は世界共通、みんな平等です。
心が折れた時にはクラシックは心を癒やしてくれます。
クラシック5選
- ドビュッシー:アラベスク 第1番 ホ長調
- ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
- バッハ:G線上のアリア – 管弦楽組曲 第3番
- バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調
- サン=サーンス:組曲《動物の謝肉祭》より 第13曲 「白鳥」
心が折れた時のジャズ
おしゃれなショットバーやレトロで雰囲気のある喫茶店には、ジャズがよく似合います。
ジャズといっても、明るい曲調からしっとりした曲調まであり、幅広いので一言では語り尽くせない良さがあります。
あこがれの世界をイメージしながら聞いてみると、夢見ごこちで、しあわせな気分を味わうことができます。
心が折れた時にはジャズも大きな力になってくれます。
ジャズ5選
- Waltz for Debby
- Misty
- I wish you love
- L-O-V-E
- What A Wonderful World
心が折れた時のボサノヴァ
ボサノヴァはよくジャズのジャンルに入れられています。
ジャズとの違いは、
①アメリカではなくブラジルで誕生したジャンルであること。
②リズムが4ビートではなく軽快な8ビートが基本であること。
③演奏が主体ではなくボーカルが主体である。などです。
もちろん有名になった曲は、様々に編曲されているので、ほとんどが原型とは違ったイメージに仕上がっています。
小野リサのアルバムは聞きやすくて、よく聞いたものです。心が折れた時には静かにボサノヴァを聞けば次第に復活に導いてくれます。
ボサノヴァ5選
- The Girl From Ipanema(イパネマの娘)
- Aquele Frevo Axe
- Summer Samba (So Nice)
- Tristeza(トリステーザ)
- Triste
営業でメンタルを回復させる技(心が折れた時はBGMで栄養補給) まとめ
心が折れる経験はあまりしたくはありませんが、幾度となく訪れます。この経験を積むことによって、竹の節のように強くなっていくことも事実です。
ところが当事者になってしまうと、人から「頑張れ」だとか「これくらいでへこたれるな」などと言われても聞く耳もたずで、何もする気が起こりません。
後は、自身が持つ免疫効果を高めて復活を待つしか手の施しようもありません。こんな時こそ、音楽の力は偉大です。
心を癒やし復活を後押ししてくれます。心が折れた時の、クラシック・ジャズ・ボサノヴァを聞いて、速い段階での復活を試みて下さい。
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