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マンネリ防止(営業マンのやる気を保つコツ)

営業ノウハウ
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毎日同じようなルーティンで生活していると、1年の終わりには「もう今年も終わりか?今年何したっけ」と毎年思ってしまいます。それは日々を惰性で生きてきた証拠かもしれません。

人は生活をマンネリに感じると、日増しに気分がなえ、何を見てもやる気がわかなくなってしまいます。

昔の人は、こうした状態を「気涸れ」(けがれ)と言ったそうです。「気」が枯れて、生命力が衰えた状態のたとえです。

そんな日常にちょっと変化を与えるだけでも、日々の充実感が生まれます。今回は季節を意識したスケジュールを取り入れて、やる気を保ち、マンネリ防止をしていきましょう。

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季節感を考えたマンネリ予防

多くの営業マンは、季節感は仕事の要素ですからよく考えていますと言います。ところが大半の人は、四季の食べ物や花の名前までは知らないのが現状です。

季節感を意識すると、四季に関わるものに興味がわき、日々の生活に変化を与えてくれます。季節を考える上で利用しやすいのが、二十四節季(にじゅうしせっき)です。

二十四節気は、日本人が考えたマンネリ防止のための生活の知恵です。二十四節気とは、1年の太陽の動きを24等分したこよみになります。

たとえば、1月には「小寒」「大寒」、2月は「立春」「雨水」というように、ひと月に2つの節気があります。春・夏・秋・冬の四季に、それぞれに6つの節気があり、合計で二四節季になります。

太陽の動きと連動しているので、日付は毎年変わりますが、日付の情報は、毎年国立天文台で発表しています。

何かの行動をする際にも、二十四節気を取り入れると、今まで気づかなかった新たな発想が生まれたりもします。

「二十四節気」を取り入れた年間スケジュール表の一例

マンネリ防止策として、個人的なイベントをスケジュールに加えると、季節を意識しながら、なおかつやる気を保つこともでき、最高のカレンダーになります。

また寺社仏閣にも季節に応じた行事があります。行事を知ることで季節を意識できます。寺社仏閣の行事には、無病息災や家内安全など「運」を意識したものも多くあります。

伝統的な古式にのっとって、幸福を考えた行事を知ることで、目に見えない力の威力を感じ取れるかもしれません。

季節感を取り入れる営業活動のメリット

売上状況や商品の動向も季節感を取り入れて考えていくと、思わぬヒントが浮かんだりします。それぞれの会社には、閑散期もあれば繁忙期があったりします。

また、商品によっても季節性が存在するものです。会社の傾向だけでなく、季節によって変化する商品の需要も、季節指数として計算すると、はっきりした数字で見ることができます。

季節指数(%)= 各月の累計金額 ÷ 累計年間売上 X 100

過去3年間の累計年間売上高が5億 2,960万円、3年間の4月期累計売上額が 3,800万円であれば、4月の季節指数は(3,800万÷5億2,960万×100)により7.2%となります。

この様にして12ヶ月分の季節指数を求めると下記の表になります。過去3年間における各月の売上変動傾向が明確な数字で見えてきます。

売上数字と季節変動を十分に把握している営業マンは案外少ないものです。たいていの場合は、「前月比?%の売上増加」という数字で報告する場合が多いものです。

季節を考慮して「前年同月比?%の売上増加」という比較の方が、より季節を意識した取り組みができます。さらに、「来月は何をすべきなのか」を季節感を考えて行動しやすくなります。

季節感を活用したマーケティング

世の中には、季節を意識せざるを得ない業種もたくさんあります。例えば、お花屋さん・雑貨屋さん・ブティック・日本料理屋さん。または、スーパーマーケット・旅行会社あるいは、保育士さんもそうかもしれません。

ところが、せっかく季節を意識した仕事をしていても、業界の中で仕事をしていると、業界での季節感にとらわれてしまう傾向になってしまいます。

これがマンネリになる原因かもしれません。マンネリ防止には、個人的に季節を感じる行動が必要です。個人的に季節を意識すると、今まで見えなかったものが見えてきて、楽しくなるものです。

営業マンが売上アップを考えていくには、この季節感を意識した活動も見逃すことができません。

①入学式・ゴールデンウィーク・お盆休み・クリスマス・正月・卒業式などをターゲットに何か
 イメージできることはないかを考えてみる
②すでに世の中にあるビッグイベントに向けて計画してみる
 バレンタイン、ひな祭り、母の日、ハロウィン、クリスマス
③季節を打ち出した独自のイベントを計画してみる

イベントや行事に照準を立てて行動すると、提案する商品や新たに必要な商品の組み立てがスムーズに行えます。

マンネリ防止(営業マンのやる気を保つコツ)

ある商社での事。アフリカで靴を販売する事業で、A君とB君が出張に行って現地から下見の報告をしました。A君の報告は「現地の人はみんな裸足です。ここでの販売は無理です」。

B君は「現地の人はみんな裸足です。全員に履いてもらうと、かなりの量の靴が必要です」。と言った話を聞いたことがありました。

私が初めてハーゲンダッツを知ったのは、12月の寒い寒い冬です。東京の青山に店舗があって、いつも長蛇の列でアイスクリームを買い求めていました。

こんなに寒いのに「アイスクリームを食べるバカがいるもんだ」と思っていました。ところが半月も同じ光景を見続けていたので、野次馬根性で、同じように並んで購入しました。

一般的な商品の倍以上の値段で、高いアイスクリームだと思いながら食べました。その時の味は衝撃的で、今までにこれだけコクがあって、甘すぎないアイスクリームを食べたことはありませんでした。

今では夏場のアイスクリームではなく、年間消費する商品に変わっています。

ハーゲンダッツを始めとするアイスクリーム業界は、季節感を逆手にとったマーケティングの勝利だと言えるのではないでしょうか。

マンネリ防止を考えて、季節を強く意識していきましょう。季節感のあるものからは、アイデアもざくざく湧き出てきます。

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