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【KJ法】情報を整理してアイデアを出す

KJ法 情報を整理してアイデアを出す営業スキル
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KJ法は50年以上も使われており、本質的な問題解決策の発見やアイデアを出しやすくする技法です。KJ法は、ブレインストーミングとセットで用いられる事が多くあります。

ブレインストーミングは、集団でアイデアを出し合うことにより、ユニークで新しい発想を生み出すことを期待した技法のことです。日本でも会議等で非常によく使われています。

ブレインストーミングで出たアイデアをKJ法で整理することにより、新しい着想やアイデアを生み出せるため、非常に相性が良く、セットで用いられる事が多いというわけです。

早速どのような手順で進めていくかを見ていきましょう。

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KJ法1 アイデアを付箋やカードに書き出す

模造紙やホワイトボードに書かれたアイデアを、付箋やカードに書き出すというのがポイントです。

この作業をすることで、アイデアを可視化するだけでなく、後で並べ替えたり整理したりすることができます。参加人数は、5~10名が理想です。

KJ法2 同じような意味を持つアイデアをグループ化する

グループ化するには、まずは、3グループ程度にまとめることを意識します。グループを増やしすぎると、大きく意味合いを考える上で複雑になり、情報を把握するのが難しくなってしまいます。

どのグループにも属さないアイデアがあった場合は、無理にいずれかのグループに入れるのではなく、そのままにしておきます。

グループに分けることができたら、各グループが、何によってまとまっているのかが分かるように、タイトルをつけておきます。

KJ法3 グループの位置関係を考えて並び替える

グループ化した付箋やカードを大きな紙の上に置き、同じような意味のもの同士を近くに集め、並べ替えていきます。並べ替えができたら、グループの位置関係を上から眺めてみます。

そうすることによって位置関係を整理することができます。共通項ある、小さなグループの集合体によって、大きな島になっていることが発見できます。

このように並べ替えたりするには付箋やカードが向いています。

KJ法 並べ替え

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KJ法4 全体の関係性を文章化してみる

並べ替えが終わったら、最後に全体の関係性を文章化していきます。一度に全てを文章化していくのは厳しい作業になりますので、関係のあるもの同士を繋ぎ合わせて文章化していきます。

この作業を繰り返していくことで、文章が繋がっていき、最後には全体の関係性を文章化することができます。KJ法はただ並べ替えるだけでなく、この文章化をすることが出来て初めて完成です。

KJ法を行う時の注意点

①アイデアを無理にグループ化しないことです。どのグループにも当てはまらないようなアイデアまで入れてしまうと、グループとしての意味がなくなってしまいます。

どのグループにも属さないようなアイデアは、独立したアイデアとして分けておきましょう。

②最後の文章化までしっかり行います。断片的に繋ぎ合わせるだけでなく、全体の関係性を文章化することで初めて意味を持ちます。なぜ大切なのかは、やれば分かる部分です。

アイデアを出すための真髄です。

③全員の同意を確認しながら作業を進めていきます。一部の人の意見だけが反映されるような進め方をしてしまうと、少数意見を活用できるという、KJ法のメリットがなくなってしまいます。

最初から多数決で良かったのではないか、ということになってしまいます。

KJ法は、全員の同意が得られる規模の人数で、実施することが望まれます。

KJ法の効果とは

KJ法1 課題に対して色々なアイデアが得られる

自分の頭で考えるだけでは、思考やアイデアに偏りが生じますが、グループでは自分が思いつかなかったような斬新な意見を得られることになります。

違った立場の人をメンバーに入れることで、常識に縛られない斬新なアイデアに出会うことが出来ます。

KJ法2 情報の共有ができる

紙に書き出すことにより情報が可視化され、参加者全員で同じ情報を共有することができます。この作業によって、あえて情報確認に時間を割かずに済みます。この点でもKJ法は優れているといえます。

KJ法3 少数意見を活用できる

通常の会議では、どうしても多数決によって進行してしまいます。時間制限のある会議では、多数意見を重要視する傾向がありますので、少数意見を取り上げられるチャンスは非常に少なくなります。

KJ法は、少数派の意見であっても、一つの意見として考慮される魅力があります。

【KJ法】情報を整理してアイデアを出す まとめ

いつもの会議でマンネリ化を感じた時には、ブレインストーミングや、KJ法の手法を導入すると、新たな発見、気付きが生まれます。

他人を批判しない雰囲気の中での会議は、新たなアイディアが生み出されやすくなります。KJ法の手法を使うと、さらにアイデアのまとめ方を習得する方法が分かり、実際に行動することが出来るようになります。

KJ法で、社内の活性化のきっかけを作っていきたいものです。

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