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自分らしく生きるヒントを求めて(矛盾だらけの世の中をどう生き抜く)

自分らしく生きるには営業雑記
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ビジネス社会を長く経験すると、仲のよかった先輩、後輩が会社を退職していく現実を見ることになります。少し寂しい思いを感じながらも、人それぞれの生き方があるので仕方のないことです。

また、営業マンで頑張っていても、日々のプレッシャーから半分精神病状態になってしまい、リタイアせざるを得ない者もいて、悲しい思いをしたものです。

何とかしてあげたいとアドバイスを与えても、結果的には1人で思いつめる厳しい現実に直面します。

人を応援してあげることはできますが、人を助けてあげることは根本的に不可能だとつくづく思い知らされます。

もっと強くなって、自分らしく生きたらいいのにと思ったものです。「自分らしく生きる」とはいったどういうことなのか、一度考えてみたいと思います。

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自分らしく生きるとは?いったい何

人は多くの制約の中で生きています。日本には日本の法律があり、会社には会社のルールがあります。

また、公共の交通機関を使うにしても、料金を払わないと乗ることはできません。自分勝手に思いのままに生きれないのは、この制約の中で生きているからです。

こう言った制約の中で、自分の居心地のよい生活を探すしか道はないようです。

それでも肉体的にも精神的にも、健康で「自分らしく生きる」ヒントはどこかにあるはずです。そのヒントを求めて、色んな角度から見ていきましょう。

世の中は昔から矛盾だらけ

人生には幾度も岐路に立たされることがあります。多くの人はアドバイスを求めて難局を乗り越えていきます。教訓となる言葉もたくさんある一方、それに反する言葉もたくさん残されています。

当って砕けろ        → 石橋を叩いて渡る
君子危うきに近寄らず    → 虎穴に入らずんば虎子を得ず
三度目の正直        → 二度あることは三度ある
過ぎたるは及ばざるがごとし → 大は小をかねる
好きこそものの上手なれ   → へたの横好き
七転び八起き        → 七転八倒
Never give up        → 人生あきらめが肝心

アドバイスをもらっても、前回と違うと矛盾を感じるのは、状況によって判断が変わるからです。結局のところ、「結果オーライ」を求めるアドバイスでしかないわけです。

絶対これが正しいというのは、状況によって変化していくことは、昔も今も変わりません。ある意味、世の中は矛盾だらけなのかもしれません。

ひとつの言葉に執着することなく、臨機応変に考える気楽さが必要です。これも「自分らしく生きる」ヒントかもしれません。

程々に生きていく大切さ

江戸時代から明治時代にかけて山岡鉄舟と言う人がいました。西郷隆盛や勝海舟とも関係の深い政治家であり、剣と書の達人です。

この人の書いた有名な書に「程 人間万事この一字にあり」があります。

よくある出来事で、やり方が足りないとか、やり過ぎとか、多数派の意見に偏ったり、それは違うと極端に反発したり、またお金があると威張ったり、お金がないと元気がなかったりと、人はどうも片寄ってしまいます。

山岡鉄舟は、多くの場合はそれが失敗の原因になると忠告しています。程の一字、何でも程々が大切です。

つまり思い悩んだり、思い込んだりせず、程よくと言う考え方でないと何事もうまくいかないといったところでしょう。程々に考える生き方も「自分らしく生きる」ヒントです。

時代の変化についていけない人の4つの特徴

世の中はいつの時代も変化していきます。ルールが変わったり、やり方が変わったりと。その時々の変化についていけないと、「自分らしく生きる」ことも難しくなってしまいます。

時代の変化についていけない人には4つの特徴があります。

①多数派の声が正しいと思っている人

人の悪口や不平不満ばかり言っている人と一緒にいると、当然のように自分も同じような気持ちになってしまいます。

SNSを見ていても、自分の置かれた環境の事や周囲の人々の悪口を書いている人は、周りに流されて生きているように見えます。

自分の人生にとって、本当に大切なものに対して行動できない状態になっていれば、ストレスや疲れがたまってしまいます。

結果的に、「どうもうまくいかない」「途方に暮れて、あきらめの境地になる」「体の体調がずっとよくない」など、悪い状況が続いてしまいます。

そのために新しいことを始める余裕もなくなり、多数派の意見を受け入れざるを得ない状況になってしまいます。

②同じことを繰り返している人

転職しようと思いながら、いつまでも同じ仕事に就いている
二度と体験したくないと思いながら、今だに繰り返している
ムダで不要な事だと思っているのに、いつまでも続けている

③「まあ、いっか」と妥協することの多い人

納得していないことでもすぐに妥協してしまう人は、周りに流される人生を送ってしまいます。

④「やること」が年々増えていると思っている人

あれもこれもと、やることが多いと考えている人は、頭でっかちになって、結局何ひとつ行動できない人です。

時間の使い方はバランスが大切

自分にとって大切な事をやるのは、当然必要なことです。

自分の人生で使う時間を大きく分けると

①生活のために働く時間
②家族や地域の人のための奉仕時間
③自分に投資する時間
④自分が楽しむ時間

とこんな感じでしょうか。

バランスよく時間を使っていくと、時間の経過とともに自分の思い描いたものに近い人生を歩んでいけます。

マイペースと言う言葉は、聞こえの良い言葉ですが、成長途中の段階にある人のマイペースは、とても見られたものではありません。

そんな時は、参考になる人を見つけてチェンジ・オブ・ペースで踏ん張るしかありません。

人生の岐路に立った時期に応じて、時間の使い方も当然変わってきます。生活に必要な知識や技術を手に入れるための時期は、大切にしなければなりません。

時間の使い方は「自分らしく生きる」大切な要素です。ただ考えを固執することなく柔軟に、また程々に対応していくことも大切なことです。

名作「モモ」から学ぶ「豊かな時間とは何か?」

私たちは、合言葉のように「忙しい」「時間がない」「疲れた」を口にしながら毎日を送っています。

テクノロジーの発展とともに、色々な便利商品が開発され、以前よりあらゆる事が快適になっているはずです。

ところが耳にする言葉といえば、時短、効率化、コストパフォーマンスを追求されます。何とか時間のやり繰りする私たちは、いったいどこに向かって歩んでいるのでしょうか?

大切なものを犠牲にしていませんか?そんな疑問をなげかけてくれる名作です。

すべての人間が平等に持っている24時間ですが、時間節約のために、自分の時間が知らぬ間に盗まれると言うストーリーです。

あらすじ

町の円形劇場の廃墟に住みついた主人公のモモは、どこからともなくやって来た少女です。みすぼらしい服装に、ぼさぼさの巻き毛をした女の子モモは、豊かな想像力と、特別な力を持っています。

モモに話を聞いてもらうと、不思議と悩みが解決してしまいます。ある日、町に灰色の男たちがやってきて、すべてが変わりはじめます。

「時間貯蓄銀行」からやって来た灰色の男たちの目的は、人間の時間を盗むことです。人々は時間を節約するため、せわしく生活をするようになり、人生を楽しむことを忘れてしまいます。

異変に気づいたモモは、みんなに注意をしますが、灰色の男たちに狙われることになります。不気味な灰色の男たちに、モモはたったひとりで立ち向かいます。

モモをひとりぼっちにしてしまう灰色の男たちの、ずるがしこい作戦が始まります。さてモモの運命はいかに?

本文より心に残る名言

「時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところであまり意味はありません。というのは、だれでも知っているとおり、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、ほんの一瞬と思えることもあるからです。」

文庫版83ページ

「光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。」

文庫版236ページ

自分らしく生きるヒントを求めて(矛盾だらけの世の中をどう生き抜く)まとめ

「自分の好きなことをして下さい」と言われて、自信を持って進んでいける人は限られています。その原因は多くの人は、幼い時から親や学校の先生が考えた道に沿って歩んで来ているからです。

言いかえれば、他人が作ったレールに乗って成長してきています。自分を見つめ、自分で考えて行動していく経験が少なすぎるのです。

単独で自分の好きなことをやるには、リスクがつきまといます。どうしても壁を乗り越えなければなりません。小さな失敗を恐れていては、自分の好きなことに出会うこともありません。

どうしても小さな成功を積み重ねて、自分自身に自信をつけることが大事になってきます。「自分らしく生きる」ことができるのは、このような経験から生まれてくるような気がします。

厳しいことがあっても、何事も程々に考え、「自分らしく生きる」人生を歩んでいきたいものです。

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