本で学ぶマーケティング！　読んでおきたい人気のおすすめ本8選

マーケティングの勉強をするには、最初に基礎的な知識を学ぶ必要があります。マーケティングの知識を体系的に学ぶには、本が一番適しています。他にも本から学ぶメリットはいくつかあります。

マーケティング業界の動向が分かる

特にWebマーケティングは、移り変わりが非常に早くなっています。Googleなどのアップデートは何度も繰り返され、それによってSEOの知識やSNSの活用法は大きく変わってしまいます。

1年前に主流だったことが、今はもう使えないことも度々起こります。そんな移り変わりの早いWebマーケティングの業界の動向を、網羅的にかつ体系的に学べるのが本のメリットです。

業界の過去のことはもちろん、今使える情報を網羅的に把握したい、ということであれば、インタネットよりも正確に学ぶことができます。

マーケティングの知識を効率よく手に入れられる

本で勉強すれば、マーケティングの知識を効率よく手に入れることができます。インターネットで検索しなくても、一冊の中に欲しい内容が凝縮されています。マーケティングの基本となる知識や考え方が体系的にまとまっているのが本の特徴です。

新しい考え方や情報が日々変わっていくWebマーケティングの世界でさえ、基本となる知識や考え方は意外と不変的なものが多いものです。その点を考慮すれば本での勉強はかなり役立つものとなります。

マーケティングをいつでもどこでも学べる

Webマーケティングの最新情報は、ほとんどがWeb上で手に入れることが可能です。しかし、Web上の情報は、間違った情報や古い情報も入り混じっています。

欲しい情報にたどり着くまでに、かなりの時間を要することもあります。本で勉強すれば、余計な情報に惑わされることなく、基礎知識を身に着けることが可能です。

また、勉強する時には、いつでもどこでも学習が可能です。わからない時には、すぐ調べられるメリットもあります。インターネット検索よりも、今使える正しい情報に早くたどり着くことができます。

人気のおすすめ本8選

ドリルを売るには穴を売れ

販売にたずさわるすべての人に向けた、人気のマーケティング入門書です。これからマーケティングについて学ぼうと考えている人にはぴったりの本です。

価値を切り口にして行うマーケティングミックスなど、基本的な理論が中心ですが、初心者でもわかりやすく書かれています。

また、解説と平行して新人マーケターが閉店寸前のレストランを復活させる物語が挿入されており、解説の内容を実感できるようになっています。

タイトルの「ドリルを売るには穴を売れ」は、マーケティング業界では有名なフレーズです。

いちばんやさしいマーケティングの教本

マーケティングの基本がしっかり学べる人気の本です。マーケティングの定義から始まり、フレームワークなどのトピックが体系的に分かりやすくまとめられています。

根底にある考え方や実例などの說明もあり、非常に理解しやすい一冊です。役立つマーケティングの知識やノウハウがわかるおすすめの本です。

沈黙のWebマーケティング

この本はストーリー形式になっている漫画本です。サイト運営者やブログ運営者の間では、誰もが知る非常に人気のある一冊です。

本の内容は、家具の販売会社が経営危機の状態から、Webサイトを使いながら復活を目指す過程を描いたストリーになっています。楽しみながら文章を読み進めていけるので、初心者にとってはやさしく学べるマーケティングの本です。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

今では日本有数のテーマパークであるUSJ。かつては経営危機を叫ばれ、赤字続きの時代がありました。そんなUSJがどのようにして復活したのか、どうしてここまで成功できたのかが分かる一冊です。

この本ではその復活の要因であるマーケティングの重要性が、こと細かに説明されています。成功の秘密はたった1つのこと、つまり「マーケティング」を重視したことだと說明しています。

ジョブ理論

21世紀のベスト・オブ・ビジネス書として、日本で話題になった人気の1冊です。人がモノを買うには理由があり、その奥に潜んだジョブという考え方を解説した本です。

人がモノを買うメカニズムを解き明かし、数値化できない因果関係にこそ、成功するイノベーションの鍵があると說明しています。著者は多くのビジネス書を世に送り出している、ベストセラー作家のクレイトン・M・クリステンセン氏です。

100円のコーラを1000円で売る方法

お客様は神様という顧客至上主義から脱却し、顧客が抱える潜在ニーズを解決することで、付加価値を提供できるというマーケティングの考え方を解説しています。

タイトルにもあるように、100円のコーラを1000円で売る方法？や、アメリカではなぜ鉄道事業が衰退したのか？クールビズがなぜ成功したのか？など、興味深い事例が満載で、ユーモアたっぷりで楽しめます。マーケティングの基本を楽しみながら身につけられる一冊です。

コトラーのマーケティング　4.0

マーケティングの父とされるコトラー氏が、デジタル時代のマーケティングのあり方を說明した一冊です。スマートフォンやSNSが普及した時代に、人間中心のマーケティングをバージョンアップさせた考え方で、ビジネスに取り入れるための戦術を解説しています。

新たなマーケティング戦術によって、トレンドに対応できる技術を学べる本になっています。

100人の村で84人に新商品を売る方法

なぜ購入するのか？どのように売るのか？などビジネスの永遠の課題に一石を投じる1冊です。実践の中で磨いたマーケティング戦略を、5つのストーリーと12のワークシートで詳しく解説しています。

実践で役に立つノウハウを学べる本になっています。今やマーケティングは、誰もが身につけておくべき重要なスキルのひとつです。ビジネスに関わるすべての人に、マーケティングを実践するための必読書としておすすめの一冊です。

本で学ぶマーケティング！　人気のおすすめ8選　まとめ

今回はマーケティングが学べるおすすめ本をご紹介してきました。Webマーケティングは、最新のツール・手法・考え方が日々新しく登場しています。

当然のことながら、その流れを常にキャッチするためにはインターネット上での情報収集も必要不可欠です。

そうは言っても、マーケティングの基本的な考え方は普遍的なものが多く、それをきっちり学ぼうとすると、本のほうが効率良く知識を得られます。

基本を抑えていれば、インターネット上の情報が正しいかどうかも判断できるようになります。基本的なマーケティングの知識を学んでビジネスに生かしてみて下さい。