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【良い戦略!】(基礎)不利な状況でも勝つマーケティング

良い戦略があれば不利や状況でも勝つマーケティングマーケティング
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マーケティングでは、戦略的思考が大切と言われます。また、良い戦略さえあれば、不利な状況でも勝てるとさえ言われています。ではその戦略とはいったい何なのか、今ひとつはっきりしないのではないでしょうか。

簡単に言うと次のようになります。
戦略:目的を達成するための大局的な計画。
戦術:戦略を実行するときに用いる個別の手段。

今回はもっと分かりやすく、戦略と戦術の違いを說明していきます。また戦略を身につける3つのポイントについても解説していきます。

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戦略を身につける 3つのポイント

戦略の定義です。
「限られた資源(リソース)で目的を達成しようとすること」
(資源とは、人・もの・金・時間・情報など)

1 リソースの選択とリソースの集中が大切

何となくよく聞く例では、弱いチームが戦略によって強いチームに勝ったという話があります。
1つの例をご紹介します。

Aチームは、100人体制です。Bチームは80人体制です。それぞれの能力が同じであれば、当然戦力の多いチームが勝つと思われがちです。

例えば、騎馬戦を行ったとしましょう。
Aチーム 5人X20グループ
Bチーム 5人X16グループ
通常考えられるこのやり方では、当然Bチームに勝ち目はありません。

ここで戦略を考えてみます。
Aチーム 5人X20グループ
Bチーム 7人X10グループ  10人X1グループ
この戦いだとどうでしょう。
Bチームは11勝することができ、Bチームの勝利です。

このように素晴らしい戦略にするためには、リソースを選択すること、そのリソースを集中させることが必要になります。

マーケティングの世界では、昨年より広告予算が80%に減額になった話はよくあることです。

昨年と同じような配分で広告予算を使っていれば、効果は下がることは間違いありません。戦略としてそこでやるべきことは、何に集中させるかです。逆に言うと、やらないことをしっかり選ぶことが重要になってきます。

2 目的と目標、または戦略と戦術を確認する

同じように使われている言葉に、目的と目標があります。また戦略と戦術も同様です。

まず、目的と目標について

目的は、(達成すべき使命)ですが、目標は、リソースを注ぎ込む(具体的な的)のことです。

例えば、あなたが同僚と喧嘩した場合を考えてみましょう。

目的は(達成すべき使命)ですから、(仲直りをする)ことです。
目標はリソースを注ぎ込む(具体的な的)ですから、(同僚)になります。
戦略は目的を達成するための(大局的な計画)ですから、喜ぶことをして(機嫌をとる)ことです。
戦術は戦略を実行するときに用いる(個別の手段)ですから、(ギフト券を渡す)になります。

簡単にするとこのようになります。

【同僚と喧嘩になった場合】
目的:→ 仲直りする
目標:→ 同僚
戦略:→ 機嫌をとる
戦術:→ ギフト券を渡す

これを見ると、まずは目的が最も大切なことが分かります。
また、戦略と戦術の順番が逆になると、本来の目的が達成できなくなってしまいます。

同僚と喧嘩になった場合に戦術だけを先に考えてみましょう。

  1. メールやラインを使って謝る
  2. 仲間に仲介してもらう
  3. こちらのおごりで食事に誘う

こんなことが思い浮かぶと思います。

目的は(仲直りする)なので、最も有効で効果的な戦略を考えるならば、ここでは(機嫌をとる)こと以外はやらなくても良いことになるはずです。上の戦術であれば、1、2では機嫌をとることはできません。

戦術から考えてしまうと、どうしても戦略からはずれた行動になってしまうので注意が必要です。ビジネスの世界では、戦略と戦術が分からないために、このようなことが頻繁に起こっています。

戦略と戦術ではどちらが重要なのか

東京から中国の北京へ最速で行くことにしましょう。
戦略としては、北へ向かうのがベストで、悪い戦略は、南方向になります。
戦術としては、飛行機を使うのがベストで、悪い戦術は、船と列車を使うです。

良いものから順番をつけると次のようになります。
①飛行機で北へ向かう
②船と列車で北へ向かう
③船と列車で南へ向かう
④飛行機で南へ向かう

なぜ③と④が入れ替わるのか疑問に思うかもしれません。

それはビジネスで考えた場合、常にベストな状態で目的地へ向かうとは限らないからです。途中の変更・修正が必要になります。

今回の場合のように、飛行機だと簡単に後戻りができなくなってしまいます。つまり変更・修正が難しいということです。

戦術は良いのに、戦略が悪いというのが、一番最悪なパターンになります。

3 良い戦略の見分ける方法

良い戦略かどうかを見分けるには、4つのSで判断することができます。

 Selective:選択的かどうか
広告予算が減っているのに、今までと同じ割合で配分していないか、またはやらなくても良いことをきちんと決めているかどうかが重要になってきます。

 Sufficient:充分かどうか
これは選択的と非常に関連性が高い項目です。選択したものが、充分なものになっているかどうかが問われています。100対80でもあったように、足りない20を何らかの形で補充できているかを見極める必要があります。

  Sustainable:継続的かどうか
競合がすぐに真似できるようになっていないかどうか、または、今年はできても来年はできないようなことになっていないかを判断することも大切です。

 Sybchronized:整合性があるかどうか
自社の強みを活かせているかどうかの見極めも大切です。いくら良い戦略があっても自社の強みが活かせていないと意味がないことになってしまいます。

良い戦略かどうかの判断基準として、この4つ項目を確認する方法があります。ただすべてがこの基準に満たないとダメということではありません。

4つの項目のうち、せめて3つが当てはまれば、価値の高い戦略だと考えられます。

【良い戦略】(基礎)不利な状況でも勝つマーケティング まとめ

一番大切なことは、目的がしっかり明確であることです。目的を達成するために、戦略があり戦術があります。今回の記事で、戦略と戦術の違いがはっきり理解できたことと思います。

ビジネスの世界でも、戦略と戦術を混乱することがほとんどです。目的・目標・戦略・戦術の中で、これはどれに当たるかを意識しながら取り組んでいきましょう。

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