ビットコインを購入しようと思っても初めての場合だと「何か難しそう…」と不安になりますよね。そこで今回は初心者向けにビットコインの買い方・購入方法をわかりやすく解説します。
この記事で紹介する手順どおりにすすめれば、初心者でも迷うことなくビットコインが購入できます。
ビットコインの特徴なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ビットコインとは
ビットコインは、日常生活に「使える」ようにすることを目指して作られた仮想通貨です。
仮想の通貨なので紙幣や硬貨は存在しません。その代わりにパソコンやスマートフォンをお財布代わりにして、商品などの売買ができるように作られています。
便利さでは円やドル以上に使い勝手がよいため、次世代の通貨として世界中で利用が見込める仮想通貨だといえます。
ビットコインの特徴とは
ビットコインの5つの特徴
- 世界初の仮想通貨
- 安全性が高いブロックチェーンを使用
- 特定の管理者がいない非中央集権型
- 圧倒的取引量の多さ
- 上限発行枚数の指定による希少性
世界初の仮想通貨
送金の不自由さや手数料の高さなど、現状円やドルなどの法定通貨がかかえる問題を解消する方法としてビットコインが生まれました。
ビットコインはサトシ・ナカモト氏が発表した論文をもとに、市場にリリースされた世界初の仮想通貨です。
安全性が高いブロックチェーンを使用
取引の安全性が高いブロックチェーンを使っていることもビットコインの特徴です。
ブロックチェーン技術とは、「取引履歴をデジタル技術によって、現在から過去にさかのぼって1本の鎖のようにつなげ、改ざんを極めて困難にした技術」のことを指しています。
特定の管理者がいない非中央集権型
ビットコインは、「特定の管理者がいると不正を働く可能性がある」という立場をとっています。
そのため企業や組織など特定の管理者を置かず、ビットコイン参加メンバーで管理していく、非中央集権型の運営方法です。
圧倒的取引量の多さ
ビットコインは、数千種類にも及ぶ仮想通貨の中でも最大規模の取引量を誇っています。
株式に比べると価格変動の幅が大きく、希望する価格で保有しやすく利益を出しやすい特徴があります。
上限発行枚数の指定による希少性
ビットコインには発行上限が定められているため、希少価値のある仮想通貨として価格を維持しています。
具体的な上限枚数は2,100万BTCとなっており、上限到達時期は、2140年だとされています。ただし、99%が発行される予定日は、2033年頃だそうです。
ビットコインの買い方
購入までの流れ
- 仮想通貨取引所でアカウントを作成する
- 開設した口座に入金する
- ビットコインを購入する
仮想通貨取引所でアカウントを作成する
仮想通貨取引所でビットコインを購入するためには、仮想通貨取引所でアカウント作成をしなければなりません。
メールアドレスの登録
口座を開設する前に、メールアドレスを登録し、パスワードを設定します。メールアドレス登録やパスワード設定が終わると、登録したメールアドレスに仮想通貨取引所から返信が届きます。
仮想通貨取引所からのメール内容を確認後、記載されたリンクをクリックし、メールアドレスが正しいと確認出来たらアカウント作成は終了です。
本人確認
仮想通貨取引所のサイトにアクセスし、本人確認の手続きを進め、サイトの指示に従って必要事項を記入します。
電話番号を入力すると、仮想通貨取引所から携帯電話にSMS(ショートメッセージ)が送られますので、SMSメッセージに表記されている6桁の番号を入力してください。
その後、本人確認書類を提出後に仮想通貨取引所で、審査が行われ、問題なければ口座を開設できます。
開設した口座に入金する
ビットコインを購入するためには、仮想通貨取引所に取引資金を入金しなければなりません。主な入金方法は「銀行振込」、「インターネットバンキングから入金」、「コンビニから入金」の3種類です。
入金方法によっては入金手数料が無料になるケースもありますので、お得な入金方法を選択しましょう。ただし、振込手数料(銀行に支払う手数料)は顧客負担になります。
ビットコインを購入する
ビットコインの取引をする際は、販売所か取引所のいずれかを選択します。
販売所で購入
販売所は、個人と仮想通貨取引所との間で仮想通貨を売り買いする場です。いつでも簡単に購入できます。
ただし、販売所では基本的にスプレッドと呼ばれる売買差額が設定されています。短期でトレードする場合には、高く買って安く売ってしまわないよう、スプレッドに気をつける必要があります。
取引所で購入
取引所の場合、仮想通貨取引所を利用している個人同士が取引する場です。
スプレッドは発生しませんが、希望の価格が出てくるまで待つ必要があるため、販売所よりも成約する確率が低くなります。
販売所であれ、取引所であれ、どちらでもビットコインを購入できますので、その時の状況に応じて、利用するサービスを選択しましょう。
仮想通貨取引所の口座開設で必要なもの
事前に準備するもの
- メールアドレス
- 本人確認書類
- 銀行口座
メールアドレス
仮想通貨取引所で口座を開くためには、取引所からの連絡を受け取るためのメールアドレスが必要です。
取引所によっては、フリーアドレスを受け付けないところもありますので、事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。
本人確認書類
本人確認書類は、本人であることを確認する書類です。
本人確認書類として有効なのは次のようなものです。
・日本国が発行するパスポート
・マイナンバーカード
・在留カード
マイナンバーカードについては、顔写真が入っていない「マイナンバー通知カード」は本人確認書類として認められていないので注意しましょう。
銀行口座
仮想通貨取引所と資金をやり取りするための銀行口座が必要です。
ビットコインを購入するタイミングとは
ビットコインの売買の方法が分かったところで、ビットコインの買い時はいつなのかを解説していきます。
ビットコインの購入タイミングは次の2つです。
▼ プラスの情報が出たとき
価格が大きく下落したとき
ビットコインの相場は常に右肩上がりではなく、上下動を繰り返しながら何らかのきっかけで大幅に下落することがあります。
相場が下落する理由は、その時々によって異なるため、確実な予測は出来ません。
しかし、下落したチャンスに買い増すことができれば、相場が上昇した時の売却益を得やすくなります。この時が、仮想通貨取引を購入するタイミングだといえます。
プラスの情報が出たとき
過去をさがのぼると、ビットコインにとってプラスの情報が出たときには、必ずビットコインの価格は大きく上昇してきました。
上昇気運に乗るためには、何らかのプラスの情報をしっかりキャッチしていきましょう。
おすすめの仮想通貨取引所
ビットコインを購入するのに、おすすめの仮想通貨取引所をご紹介します。
ビットフライヤー
ビットフライヤーはビットコインの取引高が国内No.1の業者です。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
複数の大手企業が出資しており、資金面でも安心して取引できます。1円から仮想通貨の取引ができるという特徴があり、初心者でも手軽に始めることができます。
コインチェック
コインチェックは東証1部の親会社を持つ業者です。
アプリのダウンロード数は国内No.1を誇っています。販売所での銘柄も多く、使いやすいと評判です。CMでもおなじみのコインチェックは、初心者におすすめです。
DMM Bitcoin
DMM.com証券を運営するDMMグループのノウハウや知識があり、万全のセキュリティを誇っています。
取引アプリも充実しているため、仮想通貨取引が初めての方でも簡単に操作できると評判になっています。
よくある質問
ビットコインを買う時におすすめの仮想通貨取引所はどこがいいですか?
ビットフライヤー・コインチェック・DMM Bitcoinといった取引所がおすすめです。
口座開設に必要なものはなんですか?
スマホ、本人確認書類、電話番号やメールアドレスが必要になります。
口座開設に審査基準はありますか?
口座開設時の基本的な審査基準は、個人情報、住所、本人確認書類、職業、取引目的です。
誰でも仮想通貨交換所に口座開設できるのでしょうか?
20歳以上75歳以下であれば、基本的に誰でも口座開設が可能です。
ただし、取引所などで働いていたり、ブロックチェーン開発プロジェクトの内部者であれば行えない可能性があります。
口座開設には、免許証などの本人確認書類の提出が義務付けられています。
仮想通貨取引所は24時間365日取引可能って本当ですか?
仮想通貨取引所は通常24時間365日取引可能です。
しかし、メンテナンスをする必要がありますので、取引が出来ない時間帯が発生します。
取引所と販売所の違いとは何ですか?
ひとつは取引相手の違いです。取引所は利用者同士の売買を行います。販売所は、業者と個人が売買を行います。
もう一つの違いは、注文方法です。取引所では希望価格を設定できる「指値注文(さしね)」がメインです。販売所では、業者が指定した金額で注文する「成行注文(なりゆき)」です。
まとめ:ビットコインの買い方を知って始めてみよう
今回はビットコインの買い方について初心者向けに分かりやすく解説しました。ビットコインを購入するためには、仮想通貨を取り扱っている取引所で口座を開かなければなりません。
また、口座開設にはメールアドレスや本人確認書類、銀行口座が必要です。
ビットコインには将来性など様々な魅力があります。
ビットコインが持つ高いボラティリティは、売買で得られる利益を増大させる絶好のチャンスでもあります。
買い方が理解できたところで、さっそくビットコインの購入を始めてみてはいかがでしょうか。
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